予約の団体客が来ないという恐怖
飲食店を予約して、行かないといういわゆる「ノーショウ」&「ドタキャン」問題。
ノーショウとは英語no-showのことで、飛行機の座席を予約しながらキャンセルもせず最後まで現れない人のこと。 人が姿を見せることを英語ではshowといい、これにnoの否定をつけるととなり、姿を見せない人になる。
ena(イーナ)の海外旅行用語集
当然、お店は予約されたお客様が来ることを想定して料理を用意しています。もちろん、人件費などのコストもかかってます。
ですので、団体客が来なかったら大損です。
ホテルのように預り金とか、クレジットカードの控えを取るとかすればいいと思うのですがなぜか、そういう仕組みを大手予約サイトが作らないのか不思議。
もしかするとそんな仕組みがあっても加盟店側がクレジットカードの費用を払わなくてはならないから躊躇するんでしょうか?
まあ、予約サイトは、自分の場所に出展してもらえれば利益は、出るので店の損に関することは真剣に取り組まないのかもしれません。
色々と今までの商習慣や業界の構造がそうさせている気がします。
キャンセル料はどう取ればいい?
アメリカなどのレストランは、ある程度の人数で予約したときには、事前にクレジットカードの登録が必須だそうです。
一例ですが「24時間前までのキャンセルは無料」、「それ以降のキャンセルは一人につき20ドルをカードに請求する」などと定めていました。
見習う点があると思いますが、日本でも全額前払いがきついのであれば、一人分でデジボットとして預かるだけでもかなりの抑止力が働くと思います。人間、誰しも損はしたくないからです。
ただ、飲食店側がキャンセル客に100%請求した上で空いた席に新しい客を入れることができた場合、売上は倍になってしまいます。
このような不公平を是正するためにバランスの良い「キャンセルチャージ・システム」が必要になると思います。
・・というか、こういうシステムを作れれば大きな「ビジネスチャンス」があるんじゃないだろうか?(ブロックチェーンとか使えないかな?)
また、飲食をやっている人の経験談によると事前の確認連絡をきちんとすることでキャンセルはほぼなかったとのこと。
予約後すぐに連絡。3日前に人数確認。前日に時間の確認などマメに電話を入れることでドタキャンはほぼ防げたそうです(心理的な効果もありそうです)。
飲食店側もネット予約に頼り切って、そういう地道な努力を怠っているのでは、ないのでしょうか。
日本人のモラルが低下したという現実を踏まえた上で飲食店側もしっかり防衛策を取っていただきたいですね。
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