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島耕作シリーズは「歴史マンガ」として名を残す!?

島耕作シリーズは「歴史マンガ」として名を残す!? マンガ

 サラリーマンファンタジー漫画・島耕作

かまち
かまち

島耕作シリーズは、1983年に始まった「課長・島耕作」から「相談役・島耕作」まで37年の歴史があるサラリーマン漫画です。

 派閥に属さない一匹狼の課長が相談役にまで上り詰めるなんて、まさに王道ファンタジーw

まさにこんな感じ↓

 内容も絶体絶命になると「権力を持つ人物」や「お金持ちの美女」が現れて彼を救うこと数しれず(笑)・・・非常にご都合主義的な展開もあったりするのですが、これは、あくまでもエンターティメントの世界です。

だから、「リアリティがなくて面白くない!」というのは「筋違い」でそこは踏まえたほうが作品として楽しめます。

たとえば、島耕作がいつまでもうだつが上がららず、何の変化もおこらなかったら、それこそ誰も読まないでしょう。

そもそも連載が続かない(笑)

そんな、島耕作もうまくいくばかりではなく、現実に翻弄され、時には涙し、傷つく姿もしっかり描かれています。

だからこそ、終身雇用・大企業 至上主義時代のサラリーマン達の憧れの存在になったのだと思います。

ついに島耕作「会長」から「相談役」に

ついに島耕作「会長」から「相談役」に

そんな、課長だった島耕作もついに初芝(ココット)の会長を辞し、ついに「相談役」にクラスチェンジ!

まー、よく続けられたなと思います。

正直、今の若者にとっては、彼の生き方は参考には全くならないでしょう・・・。

けれど、日本が高度成長期からバブルを経て、衰退する現代までの近代を学ぶには最良の作品かもしれません。漫画として楽しみながら「昭和」から「令和」までどんな形で時代が進んでいくのかがわかるのは凄いと思います。

これは、週刊誌連載というマンガの媒体があったからこそだと思います。

・・もしかすると 島耕作シリーズは“歴史漫画” として名を残すのかもしれません。

かつては、SONY、SHARP、パナソニックなど世界中を席巻していたはずの日本の家電メーカーがどう没落していったのか。LG、サムソンなどの韓国メーカー、中国企業に世界シェアを奪われていった姿などもしっかりリアルタイムで描かれているのは、本当に貴重です。

そのときの社会情勢や風俗などもよくわかるので人にとっては懐かしく、ある人にとっては新鮮に映る作品だと思います。

「社長 島耕作」では、連載中に起こった3.11もテーマとして扱われています(作者の弘兼憲史氏は原発推進派であることを知った上で読む必要はあると思いますが・・)

島耕作シリーズは、近代日本を学ぶには最高のテキストなのではないでしょうか。

自分は、全くサラリーマンの経験がなかったので「大企業ってこんな感じなんだろうな〜っ」という感じで楽しませてもらっていました。

そして、大手上場企業の「社長」ましてや「相談役」なんて全く縁のない世界なのでマンガの中で疑似体験させてもらえるのは貴重です。

今後も作者である弘兼憲史氏(2020年で72歳)がこの島耕作シリーズをどこまで続けるのか、どこで締めくくるのかは興味深いので今後も注目していきたいと思います(お葬式まで描いたら凄いなぁ・・・)。

おまけ

余談ですがマンガとしては、金田一シリーズの原作者の一人でもあるキバヤシ氏が原作を担当したスピンオフ作品「島耕作の事件簿」が結構好きですw  未読の方はぜひ。

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